道 具   
 気に入った道具をぼつぼつと。旧AVR試用記と重複しますが。


 1 半田鏝先 2C  
 2 ヒートガン, ニッパー, ダイヤモンド砥石 (新しく買いました) 
 3 半田鏝(白光FX600-02)






 1 半田鏝先 2C  2017.10.29
半田鏝はgootの CXR-40 CXR-41 を常用していますが、付属のSB型は私の手法ではハンダを乗せて運ぶことができないので極めて使いにくいものです。そこで先端が斜めにカットされた形を探したのですが、店頭には2CR型しかなかったのでこれを使ってきました。ただ、この型は円柱部にもハンダメッキがあるために手元の方まで余分なハンダがついてきます。先端の斜めカットの部分だけにハンダを乗せたいので、アルミニウム箔で円柱部を巻いてハンダが上がってこないようにしていました。こて先がやや醜くなるのですが仕方なく辛抱していました。
最近になって通販で買える事がわかり、おまけにヨドバシでは値引きがある上に送料無料で送ってくれることを知って、注文しました。
届いた2Cに交換しました。2Cというのは先端が直径2mmの円柱で、先が斜めにカットされていて、ハンダメッキは斜めにカットされた部分だけに施されているものです。断面だけにハンダが乗り、余分なハンダが付きません。これからは気分良くはんだ付けができます。
1C型は以前に店頭で見つけて所持しています。ICの0.8mmピッチや0.5mmピッチのはんだ付けに便利に使っています。
ユニバーサル基板で表面実装部品などをつけるときにはこのC型が最適だと思います。基板上のハンダでは2mmでほとんどカバーできます。大容量が必要なときは40W鏝に4mmの銅棒を付けたものを使っています。
(2021.01.02追記) せっかくのCタイプですが、しばらく使っていると先端部のメッキ(鉄メッキ?)が剥がれて円柱状の部分までハンダが回ってきました。Cタイプの意味がありません。半田の回りを抑えるためにアルミ箔を巻いてみましたが短時間で酸化されて剥がれてしまします。そこで厚みのあるアルミとしてビールの空き缶を切り出して巻いてみました。格好は悪いのですが初期の目的は達成できましたので使っています。  1 半田鏝先 2C  おわり top



 2 ヒートガン, ニッパー, ダイヤモンド砥石  2021.01.03

ヒートガン:熱収縮チューブのためと、表面実装部品の取り外しを目的に探していました。本格的なものはサイズが大きく、かつ、ワッテージが大きい(1500〜1800W)ので使いにくいと思い小型のものを探していました。小型は一般に200℃程度のものが多くチューブの収縮には十分ですが、ハンダを溶かすのには不足に感じます。ある記事でこの品がハンダを外すのに十分だとありましたので購入を決めました。
「TACKLIFE ヒートガン 小型 ホットガン 350W 350℃ 300L/min 急速加温 曲面ノズル付き」アマゾンで¥1850でした。
想像したよりは大きく、ペンタイプではなく、手でしっかり握れるものです。温度設定や冷風はありません。ON,OFFだけです。
チューブを加熱してみました。今までは半田鏝でしていましたが、面白いほど速く縮みます。小さな部品だと火傷に注意が必要ですが。
ジャンク基板の表面実装LEDを外してみました。1.5cmくらいに近づけるとハンダが溶けて部品が落ちますがプラスチック部分が焦げた状態になりました。3cmくらいの距離で時間をかけて、頃合いを見てピンセットで押し出すと焦げることなく剥がすことができました。次に、フラットパッケージのICを外してみました。LEDよりかなり大きいので2cm弱からやや長時間加熱してピンセットで押し出すとかんたんに剥がれました。姿がきれいなので再利用しやすいかと思います。

ニッパー:古いニッパーは40数年前に真空管アンプを作ったときに買ったものです。シャーシの穴あけに使ったり、太い線を切ったりしてすっかりだめになりました。次のニッパーは17年ほど前に購入したもので、かなり使いました。細い線が切りにくくなったので今回の購入となりました。
「フジ矢 斜ニッパ JIS規格 斜め刃 150mm 50A-150 」アマゾンで¥1718のものです。
新しい刃物はよく切れて気持ちのいいものです。

ダイヤモンド砥石: 電子工作とは直接は関係ないのですが、包丁を始め刃物類を研ぐのに使います。
「DMD ダイヤモンド両面砥石 修正砥石 面直し用砥石 包丁研ぎ 粒度 #400#1200 254×70×14mm 両面タイプ」で同じくアマゾンで¥2,550 でした。
細かな面で包丁を研いでみましたが、まず普通に研げました。日頃は #1000 の合成砥石を使っていますが、やや局面状態になっってきました。そこでこのダイヤモンド砥石の#400ですり合わせてみますと簡単に平面が出ました。便利です。ただし、耐久性が一番の問題です。安価なものですので意外と早くだめになるかもしれません。ザラザラがつやつやになろそうです。
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 3 半田鏝(白光FX600-02)   2021.12購入

 半田鏝を買いました。やや高価な半田鏝ですが白光のFX600-02(¥3,931)です。
温度調節付きで200℃〜500℃となっています。付属の鏝先はB型です。
今まではgootのものばかりでしたが今回は温度調節で評判の白光にしてみました。

使ってみたところでは、まず第一に立ち上がりが速いことです。30秒ほどで適温になりますので待ち時間はほとんどないと言っていいと思います。第二に、私は鉛はんだを使っていますが350℃(200と370の中間)に設定しておくとUEWの皮膜除去を含めて快適に使えます。第三にB型の鏝先が使いやすいことです。これについてはgootのB型は先端がキリのように尖っているのでハンダがとどまりません。先端のみではんだ付けはできない状態です。しかし、白光のものは0.5Rのアールが付いています。ここにハンダが乗りますので先端を押し当てての操作ができました。

調子に乗って0.5mmピッチのICに0.2mmUEWをはんだ付けしてみました。周りの台紙が0.1mmほど高かったのでうまく行かなかったところはありましたが汎用のB型鏝先でなんとかできたのは驚きです。この鏝先ならBでも実用になりそうです。(gootはどう考えているのでしょうか)

なお、面のみハンダメッキのC型(CF2とCF1)も同時に買いましたがまだ使用していません。
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 1 めんにゅー 1   ほ そ く

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工事中














  

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