windows tips  08.11.03 

junctionコマンドと「リンク作成シェル拡張for Windows 2000/XP」 WinXP
PATHエディタ
timeit  コマンド実行時間の計測
CMDプロンプト画面のコピー&ペーストの方法
フォルダアイコンの右クリックでCMD窓(コマンドプロンプト)を起動する  WinXP専用
フォルダアイコンの右クリックでCMD窓(コマンドプロンプト)を起動する2  Win 2000/XP
フォルダアイコンの右クリックでCMD窓(コマンドプロンプト)を起動する3  WinXP 2000?
デスクトップの参照先を変更する  WinXP専用










junctionコマンドと「リンク作成シェル拡張for Windows 2000/XP」 WinXP
 WINAVRのバージョン切替方法の記事を書いている内に表記の件の使用法を再学習しましたので忘れない内に書き留めておきます。なお、詳細な説明は千秋ゼミのサイト内検索で「junction」、「リンク作成シェル拡張for Windows 2000/XP」をキーワードに指定すると辿れます。
なお、すでに両方をインストール済みのため私自身2つの結果の区別がついていません。トレースされる方はその点にご注意下さい。
また、WinXP SP3 でのみ確認済みです。

junctionコマンド:
winXP の NTFSシステム で使えます。(win2000も使えるとか)。 win7 は別の方法だそうです。
Windows Sysinternals からjunctionをダウンロードします。
zipファイルを解凍するとjunction.exeができます。コマンドプロンプトを立ててその中にこのjunction.exeをドラッグ&ドロップして実行しますとインストールされます。これでjunctionコマンドを使う準備ができました。

使用法:(コマンドプロンプトで使います)        
>junction c:\j_folder d:\dir_a\folderA <ENTER> c:\j_folderという名で d:\dir_a\folderA へのリンクを作ります。
リンク名 j_folder を指定すると d:\dir_a\folderA を参照します。
>junction c:\j_folder d:\dir_a\folderB <ENTER> c:\j_folderという名で d:\dir_a\folderB へのリンクを作ります。
リンク名 j_folder を指定すると d:\dir_a\folderB を参照します。
>junction -d c:\j_folder<ENTER> junctionを解除する。
リンク名 j_folder は削除されます。削除はこの方法をとります。
通常の削除をすると本体も削除されます。
>junction c:\j_folder <ENTER> c:\j_folderはどれを参照しているかを表示します。

長いパスリストのフォルダを簡単なパスリストで参照できます。
例えば >junction c:\_mydoc "C:\Documents and Settings\y\My Documents" とすると c:\_mydoc で参照できます。
ドライブを越えて使用できます。
上に書きましたが junction だけではエクスプローラで削除すると本体まで削除されることに注意が必要です。

「リンク作成シェル拡張for Windows 2000/XP」:
T.Kawasaki氏が改良した「リンク作成シェル拡張for Windows 2000/XP」を使います。作者のブログとこのソフトの説明です。
ここからダウンロードします。 得られたlnhdr-1.52-x86-ja.msiはインストーラ付きの実行ファイルですから実行するだけでインストールされます。再起動またはログオフすると有効になります。
機能1 junctionコマンドでリンクファイルをエクスプローラで削除すると本体まで削除されますがこれをインストールすると本体は削除されなくなります。
機能2 フォルダのリンクを作れます。フォルダを右クリックでドラッグアンドドロップしたときのコンテキストメニューの「リンクを作る」を選ぶとjunctionフォルダと同様のリンクができます。改名すると別名のリンクが作れます。もちろんリンクですから変更は本体に起こります。リンクを削除しても本体は残ります。
機能3 機能2をフォルダではなくファイルに行うとファイルのリンクができます。しかしアイコンではコピーをしたように見えます(改名して置いた方がよいかも)。もちろんリンクですから内容を変更すると本体が変更を受けます。コピーとの違いです。
機能4 右クリックのコンテキストメニューに「ツール」ができています。
これの「コマンドプロンプト」を選ぶとそのフォルダでコマンドプロンプトが開きます(便利な機能です)。他にも方法がありますがこれが一番簡単でしょうね。
また「フルパス名をコピー」を選ぶとフルパスが得られます。一度にコピーできますから便利な機能です。









PATHエディタ
eve(Environment Variable Editor)はドラッグアンドドロップで設定できて便利ですがWin7はサポートしていなくて 使用できる、できない の両方のケースが報告されています。私の場合は使えました。
Rapid Environment Editorはキーボードで書き込みますがWin7にも正式に対応しています。
ともにpathの追加、削除が簡単に行えます。









timeit  コマンド実行時間の計測
コマンドプロンプト画面で timeit  コマンド (enter) でコマンドの実行時間を表示できます。
timeitコマンドは標準ではないので、WinXPの時は Windows Server 2003 Resource Kit Tools をインストールします。
詳しい説明は @ITのWindows OS向けリソースキット・ツールを入手する に書かれています。








CMDプロンプト画面のコピー&ペーストの方法
コマンドプロンプトを起動して、タイトルバーを右クリックしてプロパティを開きます。 「オプション」タブの編集オプションで「簡易編集モード」にチェックを入れるます。これで完了ですが、ついでにコマンドの履歴の「重複する古い履歴の破棄」にもチェックを入れておきます。「同じタイトルのウインドウに適用する」にチェックして終了します。
これで画面をドラッグすると文字色が反転して、右クリックでコピーされます。コマンドプロンプトへのペーストは同じく右クリックで行います。テキストエディタへのペーストは通常の方法でします。
コマンドプロンプトの入力行は↑↓キーで履歴を呼び出せますが、上記の2つ目のチェックで重複は破棄されますのですっきりします。








フォルダアイコンの右クリックでCMD窓(コマンドプロンプト)を起動する  WinXP専用
MSのpowertoysの CmdHerePowertoySetup.exe をダウンロードしてインストールします。インストールはダブルクリックで始まります。
インストールが終わるとフォルダアイコンを右クリックをすると Open Command Window Here がコンテキストメニューに現れますから、これを左クリックするとそのフォルダをカレントとしたCMD窓が開きます。








フォルダアイコンの右クリックでCMD窓(コマンドプロンプト)を起動する2  Win 2000/XP
VectorのFolderPromptをダウンロードして解凍する。Setup.Exe を実行するとインストールされる。フォルダで右クリックすると「コマンドプロンプト」メニューが現れる。








フォルダアイコンの右クリックでCMD窓(コマンドプロンプト)を起動する3  WinXP 2000?
@スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選び regedit を起動する。
AHKEY_CLASSES_ROOT→Directory→shellと進み、
Bshellを右クリックして「新規」→ 「キー」を選んで、consoleキーを作る。
Cconsole を選択して、右のペインの「(既定)」をダブルクリックして値のデータに Con&sole と入力して OKする。
Dconsole を右クリックして「新規」→ 「キー」を選んで、commandキーを作る。
Ecommandキーを選択して、右のペインの「(既定)」をダブルクリックして値のデータに
 cmd /f:on /k @cd /d %1 と入力して OKする。
Fregeditを終了して、フォルダを右クリックするとメニューに Console が表示される。(sにアンダーライン)
そのフォルダをカレントとしたコマンドプロンプトが起動される。








デスクトップの参照先を変更する  WinXP専用
デスクトップに保存したファイルは、アクセスパスに空白文字や半角カタカナを含むために一部のアプリケーションからアクセスが拒否されます。これを避けるために たとえば c:\user1\desktop などに変更します。
MSのpowertoysの TweakUiPowertoySetup.exe をダウンロードしてインストールします。このときむっちゃんのホームページから「TweakUijC.zip 「Tweak UI Ver2.10」を日本語化する」をダウンロードして解凍の上、上記のインストーラと同じフォルダに置いて TweakUiPowerToySetupJ.exe を実行すると日本語表示のプログラムになります。
Tweak UI を起動して(Winのスタートからたどる)左の マイコンピュータを展開して 特別なフォルダ を指定します。右の「フォルダ」で デスクトップ を選び、「場所の変更」ボタンで望みのフォルダを割り当てます。
このアプリケーションは他にも有用な機能がありそうです。























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