LCDキャラクタディスプレイ 他

 1 5V用LCDを3.3Vに改造  
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 1 5V用LCDを3.3Vに改造   2019.10.01

 最近、MCUはペリフェラルモジュールの関係もあって、電源電圧は5Vではなく、3.3Vを使うことが多くなりました。
しかし、市販の(特に使いたい廉価なものには)3.3V用がありません。 先日、ebayで3.3Vのものとして提供がありましたので、ダメモトで2コ購入しました。 製品が到着したので早速テストしましたが、残念ながら3.3VではLCDが動きませんでした。

今まで3.3Vで使った方法は @ロジック7404で発振して整流する AMCUでタイマー(Arduinoでは音発生)で矩形波を作って整流する Bシリアル受信やI2C受信のためにMCUを追加したときにそれを使って発振、整流を行う、 の方法をとってきました。 が、
今回はネットを調べるうちにLCDのシステムクロックを利用する方法が報告されていることに気が付きました(https://www.ne.jp/asahi/air/variable/electronics/lcd3v/)。

この方法では整流のためのダイオード2コと0.1μFのコンデンサ2コ、そしてコントラスト調整用の抵抗1コがあれば改造が可能です。
回路図は次のとおりです。ショットキーダイオードの手持ちが無いので通常のダイオードを使いました。電圧でやや不利になりますが過去の例から実用になると思いました。
入力はLCD基板のR6抵抗の右側から取ります。およそ250kHzの矩形波が出ているようです。(波形は見ていません。周波数カウンタで図りました。)
−OUT端子からコントラスト調整抵抗を経てLCDの Vo 端子につなぎました。


手元には2種類のLCDがあります。1つ目でテスト成功、となりましたので他方も調べてみました。




最初のもの(上)は空中配線したものを”セメダインsuperX"で糊付けしています。2台目はなま基板をカッターで削って端子を作っています。
1台目のものは 1.5k の調整抵抗でVoにつないだときによいコントラストになりました。
なお、両方ともバックライトの白色ledは3.3Vで点灯しています。

これで3.3V電源が使いやすくなります。  
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 1    2018.

 
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工事中














  

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